カノンの海外ドラマ漂流記

気ままな海外ドラマ中心のブログです。ネタバレ記事中心です。

映画「WORK IT ~輝けわたし!~」感想 ~ サブリナ・カーペンターが可愛い! 安心・充実の学園ダンス映画 Netflix

爽やかで、可愛くて、嫌味が無くて、安心して楽しめる作品です。

柄にもなくアイドル映画? 学園ドラマ? を何げなく観始めて、気持ちよく見終わりました。Netflixオリジナル映画です。

↑このダンスチームのお話です。

その名もTBD」(To Be Determined。未定という一時的な名前ですが、みんな将来はこれから、何も決まってないから何にでもなれる、という意味でしょうね。青春ドラマですから。

 

ダンスチームを作った高校生たちが、ライバルに勝ってハッピーになるお話です。以上!

 

なんですが、登場人物がみんな可愛いんです♡ 素直で気持ちいい子ばかり(と思える役者っぷり)で、親戚のおばちゃん目線で応援してしまいます。

 

最近の音楽シーンやダンスには全く詳しくないうえに、青春・アイドルドラマには若い頃から興味がなかったのですが、なぜか最近、抵抗がなくなりました。

年齢が離れすぎて、気負わず楽しめるようになったということでしょうか?

 

予想通り、期待通りのストーリーが小気味よく進行

  

特に主演のクイン役サブリナ・カーペンター(Sabrina Carpenter)! 1999年、米・ペンシルベニア州生まれ。まだ21歳。

f:id:kanon221:20201107200632j:plain

ディズニー・チャンネルのドラマ「ガール・ミーツ・ワールド」でブレイクした女優・シンガー。デビューは2011年「LAW&ORDER: SVU」だそうです!

 

クインは亡き父の母校、デューク大学を目指しますが、面接で型にはまった活動を指摘され、ダンス部に入っていると口走ってしまいます。今さら名門チームに入れるわけもなく、新しいチームを作るという役柄。

 
 
 
この投稿をInstagramで見る

Work It(@workitmovie)がシェアした投稿 -

ヘルシーで表情豊かで憎めない可愛らしさでした! 本人のインスタより↓

 
 
 
この投稿をInstagramで見る

Sabrina Carpenter(@sabrinacarpenter)がシェアした投稿 -

 

面接の担当者、ラミレスさんはミシェル・ブトー(Michelle Buteau)。スタンダップコメディアンで女優という実力派。

 
 
 
この投稿をInstagramで見る

Work It(@workitmovie)がシェアした投稿 -

優等生なだけじゃだめ、行動して世の中を変えなきゃ! と伝えます。

クインがダンスを始めるきっかけを作った人ですが、何とすぐに辞めてしまって、でもニューヨーク大に転職してクインをよぶことになるのでした。

 

大好きになったのがジャスことジャスミン役ライザ・コーシー(Liza Koshy)! 

 
 
 
この投稿をInstagramで見る

Work It(@workitmovie)がシェアした投稿 -

クインの親友で、芸達者で頼れるバディ。とにかくダンスの切れが抜群! 素人目にも格好良くて楽しくなるダンスでした。

 

ライバルのジュリアード役キーナン・ロンズデール(Keiynan Lonsdale)のダンスも素晴らしい!

 
 
 
この投稿をInstagramで見る

Work It(@workitmovie)がシェアした投稿 -

 

そしてクインの恋の相手役でもある振付師・元天才ダンサーで現在は脚を痛めてダンス教師のジェイク役がジョーダン・フィッシャー(Jordan Fisher)!

 
 
 
この投稿をInstagramで見る

Work It(@workitmovie)がシェアした投稿 -

米・アラバマ州出身の俳優・歌手・作曲家・ダンサー。チーム「TBD」を支えます。

 

さらに、サッカーが好きなのにダンスの方が才能があるクリス、曲も担当するDJテープス、ゴシック系のレイヴン、物理で貸しを作った回転の得意なプリヤ、宙返りを見込まれた空手初心者のロビーが揃い、物語が進みます。

 
 
 
この投稿をInstagramで見る

Work It(@workitmovie)がシェアした投稿 -

安定の予定調和ストーリーをリラックスして楽しみましょう!

プロデューサーにはアリシア・キーズが参加しているそうです。

 

 「ダンサーは神のアスリートだ」by アインシュタイン

 

↑クインが繰り返しつぶやくポリシーです。Dancers are the athletes of the God.

当時はバレエダンサーのことだと思いますけどね、でも今も同じです。人間の体でここまで表現できるのかと思うと、ダンサーって神業だと思います。

 

たまにバレエを見に行くくらいで今どきのダンスのことは全く知りませんが、見ていて純粋に楽しく踊りだしたくなるような、体が動き出すような映画でした。

何というか、行き過ぎてないさじ加減がよいのでしょうね。最先端尽くしで押しまくるのでなく、初心者にも優しい作品です。幅広く楽しめるツボが分かっている感じ。

 

ダンスは初めてという設定のクインがジャスに教えてもらうシーンや、この2人のおしゃべりシーンが最高に可愛い!

 
 
 
この投稿をInstagramで見る

Work It(@workitmovie)がシェアした投稿 -

 

小柄ファッションもキュートです。

 
 
 
この投稿をInstagramで見る

Sabrina Carpenter(@sabrinacarpenter)がシェアした投稿 -

 

とことんヘルシーな映画でした!

 

ブラックな部分もあるんですよ。ボランティア先の老人ホームで踊っていたらお年寄りが亡くなってしまったり。

でも、心配性なママもノリがいいし、最後には心から拍手してくれる。

身障者のダンサー達はすごいパフォーマンスを見せてくれるし、しかも自然に描かれる。老人ホームの女性は、好きなことをして一生懸命生きなさいとさり気なく励ましてくれる。楽しい思い出だけが残るのよ、と。

 

いやな人が一人も出てこない、健全で愛に溢れた映画です。たまにはこんな、ひたすら気持ちのいい作品で元気にならなくちゃ、ですね。

 
 
 
この投稿をInstagramで見る

Work It(@workitmovie)がシェアした投稿 -

最後はダンス大会で「TBD」が優勝します。ロビーで老若男女が踊りだす楽しいシーンで終わります。